H22.11.5 巡礼
H23.10.26 UP



夕日が傾く中を、本日最後の予定地、皆神山へ行きました。

これもネットで下調べをしていた時に見つけたもので、いかにも胡散臭いというか、怪しいというか・・そんな話しの有る山で、古代文明に関するそのスジの方々にとっては一度は行ってみたい憧れの聖地らしい。
何がそんなに胡散臭く怪しいのか・・というと、この山が日本のピラミッドと言われて、空飛ぶ円盤の基地だとか、パワースポットだとか騒がれてるそうな。
σ(*_*)正直言うと、そのようなホントかウソかわからん話しが大好きなので、そおいう場所へは喜んで行きます。!(^^)!

行ってみると地図から想像したよりも大きい山ですが、性格に正三角形の形をしているわけではないようです。
車を走らせていると、ネットで調べた時に有った写真のとおり「ピラミッド参道入口」の看板があります。
車道を上って行く時、山側斜面に注意して行きなせぇ。
麓から少し上がった所に「ピラミッドの入口」と云われる「岩戸神社」が有ります。
どうじゃ、出始めからスゴイモンが有るじゃろ。(^O^)

でも、この「岩戸神社」は余り目立たなく、祠のような物なので見落とす人が多いらしい。
そいで山斜面に木造の階段が有り、入口には「岩戸神社」の看板も立っています。
階段を上がった看板には「ピラミットの入口と言われ、その奥は謎」と書いてあったもんだから、そりゃあぁ〜もう奥が深くて迷路のようになっており、ヒョットしたら昔の宝物が一つや二つは今も転がってるかも・・と思って、オッチャン、ワクワクして入ってみたが・・・3m位で行き止まりみたいでっせぇ、カァ〜チャン。

デジカメで撮すと中は石室になっており、祭壇が有るよおですなぁ・・こんな事したら罰当たるかな?
古墳がこの山に有るらしく、その一つのような気がするが、まぁ・・ここんとこはピラミッドの入口にしておいた方が夢が有る。

頂上の皆神神社へ行くと、駐車場の野原には結界を張った一角が有り、おぉぉ・・さすが怪しい神域!!。
でも、これは何を守る結界じゃろか?
井戸でも有ったような気がするが説明看板が有りまへん。

代わりに駐車場には、そのスジの方々がHPに掲載されている皆神山のピラミッドの云われを長々と書いた大きい説明看板が有ります。
写真に撮ったが、説明内容が今一つ、よぉ〜わからず、ホンマかなあぁ〜?・・・・。

神社山門付近には透明度の無い池が有り、これも皆神山の七不思議に数えられる、底無し沼だそうな。
オマケに珍しいクロサンショウウオも住んでるそうだが、恥ずかしがってるのか見れなかった。
山門には、さすが神様。
仁王さんでは無く、弓を持った人が座っています。

ここへ来るまでは、どこかの怪しい新興宗教団体の神社かと思っていたが、そのようでもなく、彫り物も透かし彫りがしてあり、なかなか凝った物で普通の神社のよおです。
怪しい云い伝えが一杯有る山だから、ついつい胡散臭い神社と思って参拝するつもりは無かったので尺八は車の中に置いて来たが、持ってきて参拝した方が良かったかなぁ・・と少々反省した。


境内を散策すると、菊の紋章とカゴメマークがミックスしたマークを飾った「天地カゴメ之宮建立由来」なる黒石の碑が有り、読んでみたが神様の紳示を受けて、どうかしたらしいが、何度読んでもその内容がよぉ〜わからん。

側に「出口王仁三郎」の碑も有り、「世界の中心山脈の十字形せる珍の神山 天霊の・・・」
すまん、失礼ながら学の無いモンだから、これもさっぱりわからん。
このいかにも胡散臭い・・と言ったら、そのスジの方々に叱られるかもしれんが、この二つの碑がなかったら、普通の神社そのもので素直に参拝したのになぁ。

もっとも、それを「ウリ」にしているからこそ、この山へ来る人も多いのだと思うが・・
奥の方にも続く神社が有り「富士浅間神社」らしいが、何でここに浅間山と関係有るんじゃろおか?
神社へ行ってみると、チッコイ石の祠が一つポツンと・・サミシソウに・・

何も無いじゃろおと思いながらも神社の裏へ回ってみると、神社後ろで石に囲まれた箇所があります。
何じゃろ?・・その形から見ると昔の便所?・・・と失礼な事を思ったら「世界平和 天の御柱・・?」と書いた杭が置いて有った。
おぉぉぉ・・・!!、隠れた聖域なんじゃろか?

帰り道で越後屋が「あぁたが、変わった面白い場所だと言って、どんな所かと思ったけれど、何も面白くなかった。」とモンク垂れます。
「ピラミッドとか、カゴメとか・・普通じゃ見れない怪しいモンが一杯有ったじゃろがぁ。」
「でも、つまらんかった」
ええいぃ・・想像力と夢とロマンのカケラも無いヤツめ。



