H22.11.4 巡礼
H23.10.22 UP
信濃三十三観音霊場 全地図


南下−02地図
(米子大瀑布 9・蓑堂 10・高顕寺 16・清水寺 11・清瀧観音堂)

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尺八を携え巡った信濃観音霊場



 11番「清滝観音」へS字カーブの山道を走ってると、道端の少し広くなった所に「清滝観音駐車場 境内に車で入らないでください」「阿弥陀堂 奥の院 1.3km」と書いた看板が草むらに隠れるように立ってます。
清滝観音 奥の院「阿弥陀堂」入口

 で、この看板を見た時、何を勘違いをしたのか「清滝観音」まで、ここから1.3kmも有り、ここで車を降りて歩いて行かにゃアカンのか・・・と思いましてなぁ。


 コンジョ無しなので、1.3kmも坂になってる車道を歩くのイヤだから、アカンかったら戻ってこようと思い、そのまま車で上がって行きました。


 そしたら、あぁたぁ・・消防ポンプ小屋みたい所に
「札所 清滝阿弥陀堂」と書いた立て札が立ってます。


 この「阿弥陀堂」の存在は知っており、ついでに来る予定にはしてましたが、肝心の目的としている「清滝観音」がどこかわかりまへん。


 それでも、せっかくここまで来たので「阿弥陀堂」へ行きました。


 この「阿弥陀堂」は映画「転校生(2作目、さよならあなた)」のロケ地になった所であり、筋書きではここの神社に有る「さびしらの水場」に二人して落っこちまい、お互いの体が入れ替わるという設定になってます。
清滝観音 奥の院「阿弥陀堂」

 なんで、こんなに詳しく知っているかと言うと、信濃霊場巡りの下調べをしてる時に映画の存在を知り、さっそくDVDを借りて来て見たからです。


 霊場の下調べの時に、こおいうのを見つける楽しみも有り、チビッとカシコクなります。


 はっ?・・映画の感想ですか?
 すんまへん、あんまり面白くなく、一作目の方が良かったなぁ・・ホンマに、すんまへん。
奥の院 阿弥陀堂

 転校生と言えば、σ(*_*)は3年毎に転勤していたので子供達に転校をさせちまい、自分の職業のために、すまなかった事をしたと思ってます。


 今思うと子供達に「故郷」「幼なじみ」というものを、知らない人生を歩ませたかもしれん。

阿弥陀堂 境内
 道端の空き地に車を置き、熊が出るという看板も有るので、熊鈴を付けて行くと、
 おぉぉ!!・・映画で見たのと同じ鳥居とお堂が・・・(当たり前だが・・)


 石垣の上に清水風のお堂が有り、この縁側で主人公達がケータイ使ってたなぁ。

さびしらの水場
 境内は手入れがしてなく草が生い茂ってます。


 蛇でも踏んづけたら、イヤヤなぁ・・と思いながらも、草を踏み分けて映画に出ていた「さびしらの水場」が有った滝へ行くと、岩場は湿ってますが滝水が全く落ちていません。


 まぁ・・あの二人が落っこちた水場は映画の作り物だったらしいが、それにしてもチョロチョロでも良いから滝らしく水が落ちていて欲しかった。


 お堂の中には、坊さんと龍が仲良くお話している奉納額が飾ってあり、剥げ具合から年代モンのような気がする。



 参拝して、今来た道を戻り再び「駐車場」の看板の場所へ。


 ここから1.3kmの所に観音堂が有るとなると、すぐ近くのS字カーブの所に林道へ入る道が有ったので、その道を行けというんだろか?・・と、あくまでもガンコに観音堂がズウ〜ッと離れている場所に有ると固く信じてるアタイ。






 「車で入るな」とも書いてあったので、林道を歩いて行きましたが10分ほど歩いても、それらしい物が見当たりません。

11番 清滝観音
 そのうち重機が置いてある広場のような所へ来たので、さすがに、ここではないとアホなσ(*_*)でも思い、諦めて引き返しました。


 この「11番 清滝観音」だけは見つける事ができず、これだけ探す努力もした事だしぃ、一つだけ札所が見つからないというのも一味有るのかもしれん。


 なんせ、あの弘法大師も見逃したという「見残し海岸」という場所が四国に有り、σ(*_*)のような信心とコンジョ無しの人間だから、一つくらい見逃しても仕方がないわなぁ・・・と思って、アキラメかけた時に、そこらをウロつき探していた越後屋が
「あっ、ここに有った」と言います。


 見れば駐車場より少し下がった道路より、杉林の中に屋根がチラッと見えました。
11番 清滝観音

 あちゃあぁ〜・・それならそおと、看板に方向も書いておいてくれれば良かったのになぁ。


 良ぉ〜く看板を見直すと、「奥の院 阿弥陀堂」が、ここより1.3kmと、シッカリと書いてあったのですねぇ。


 オッチャン、すっかり「清滝観音」が1.3km先だと思っちゃったぁ〜・・(^O^)
 トシですねぇ、思い込みが激しくなってガンコジジイになっちまったなぁ。
清滝観音

 車道から清滝観音への入口には、真ん中に石が置いてあり、車で行こうとしても車のバンパーに引っ掛かって車が傷付くでしょうねぇ。


 清滝観音堂は、それなりに立派な堂で、境内を見渡すと荒れてはいますが、昔の勢力が偲ばれます。








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           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・