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「塩の道」地図−1
 「東・西回り」(糸魚川〜平岩)

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尺八を携え歩いた塩の道
姫川河川敷の勾玉


 早朝の一番列車・・と言っても7時過ぎだが、小滝駅より「頚城大野駅」まで行きました。


 「駅ノート」にいつものイラストが有るかな?と思って楽しみに探したが無く、良く似た別の人のイラストが有りました。
頚城大野駅

 頚城大野駅を出て姫川沿いの土手堤防を歩きながら「翡翠(みどり)橋」へ・・


 この「翡翠橋」は最近できたらしく地図には記載されてませんでした。
姫川沿いの土手

 「翡翠橋」の歩道には、姫川周辺で採れる石の標本が埋め込まれております。


、最初は何のため橋に石が置いて有るのじゃろ?・・と思って気にも留めませんでしたが、そのうち10m間隔程度に設置されているのに気付き、改めて良く見ると石の標本だったのですねぇ。


 学校の岩石調べには良い標本になると思い、これを埋め込み設置しようとアイデアを出した人は、もんのすごくエライ!!・・・表彰モンだと思う。


 姫川の河川敷に「勾玉」の形をしたのが見え、これもアイデア賞もんだと思う。
翡翠橋


 橋の途中で散歩のオバハンが挨拶して追い抜いて行き、「西中」集落の今井小学校に着く頃には、かなり向こうの方を歩いてた。


 「塩の道」は、先日歩いた糸魚川から大網峠を越えて平岩のルート「東回り」が一般的に知られていますが、これから歩く予定の「西回り」ルートにも「塩の道」が有ったらしいです。


 世間にあんまり知られていない「西回り」ルートなので、ネットで調べると歩いた人も居るようですが少なく、道がどのようになっているのか状況等が、ほとんど分からなかった。


 この「西回り」ルートは日本海付近の公園から始まるらしいですが、コンジョ無しなもんだから、海からこの今井小学校までの間をズルしました。


 その小学校のグランド近くに「御薬師堂」という標識杭が有りましたが付近を見渡してもわからなかった。


 少し歩くと家の影になっていたらしく、タンボの中にお堂らしいのが有りました。


 わざわざ戻って確認しなかったけれど、たぶん「薬師堂」だと思う。


 家の前に居たオバハンに挨拶すると
 「どこへ行かれるの?」
 「塩の道を歩いて、小滝まで・・」
 「あんらあぁ〜・・熊に気をつけてね」


 この時期、熊がアチコチで出没してるニュースが出てますからねぇ。


 近くに「牛つなぎ石」の標識杭が有り、牛の綱を繋いでおくために石の上部に穴が空いてます。


 さらに少し行くと「馬頭観音」の立て札が有り、ここは短い距離なのに、よぉけぃ説明標識が有りまんなぁ。


 初めて歩く人のためには、けっこうな事だと思う。


 地蔵さんは無いが「六地蔵」を通り、さらに行くと再び道端に「牛つなぎ石」。


 よっぽど牛も休みたかったのでしょうか。
牛つなぎ石泥鱒清水

 「大谷内」集落を抜ける頃、「泥鱒清水(?と読めた)」の標識杭も立っていましたが、どこに清水が有るのかわからず、近くに小屋が有るだけです。


 だれか知っていたら、たぶんカワイソーな伝説が有ると思うので教えてね。


 「大谷内」集落に有る最後の家で犬が吠えてます。


 そこを通り過ぎた所で、一休みして熊除けの鈴を取り付けました。


 杖に付けた風鈴は、杖を立てながら揺さぶっても、思ったほど音がしてくれませんが、杖を水平に持って揺さぶると、ウルサイほど「チリ・チリ・チリ・チリチリ〜ン・・」と鳴った。



 いよいよ、熊が出そうな、それらしい地へ・・・
 チリ・チリ・チりリ〜ン・・・








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           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・