H21.9.11 巡礼
H23.9.3 UP





仲仙寺への道筋を行くと、木が茂ってる道と、小学校跡らしい門の道と二股に分かれています。
まさか、学校を通って・・じゃ無いわなぁ。
木が茂っている道を行くと、杉の大木に鳥居のように注連縄のような物が掛かっています。

このような注連縄は珍しく初めて見たが、ここら付近の風習なんでしょうか。
御幣が何本か刺さっており、垂れ下がってる縄の編み方は同一で無く、そおいう細かい事にも何か深い意味・云われがあるのでしょうか。

その鳥居?を潜った道端に、今回初めて見た道祖神が有りました。
この信濃三十三観音霊場巡りをする、もう一つの楽しみはホンマモンの道祖神を是非見たかったのです。
なんつうても信州・信濃と言えば、安曇野付近の道祖神が良く写真に載ってますからねぇ。
σ(*_*)とこの近所では、平凡な石仏しか見た事ない。

道祖神は、老爺が老婆の肩に優しく手を掛けています。
仲良しですなぁ・・σ(*_*)は、そんな恥ずかしい事を「やれっ」と言われても、よぉ〜できん。。
きっと道祖神も、お互いに内心イヤヤなぁ・・と思ってるのだけれど、ポーズを取れと言われて、仕方なく仲良くしとるフリしとるのかもしれん。

ちなみに信濃三十三観音は、ループ状の番号になってなく、1番から順番通りに巡るとかなり行程をロスしますので、番号順は無視して巡っております。
本堂門の道脇には、今は珍しい茅葺きの堂が有り、中を見ると閻魔堂のよおでした。
おぉぉ・・さすが信州・信濃・・・
今時見る事のできる茅葺き建物つうモンは、縁もユカリも無いどこから引っ張って来たのかわからん所から買い取って来た、観光地の土産物屋か食堂のタグイでしか見られまへんでぇ。
閻魔堂の天井には紋の図柄が描いてあり、歴史を感じます。



閻魔堂の境内に「巣立ち観音」という小さい堂が有り、立て札に説明書きがあります。
読んでみると、伊那小学校の児童が「クリッカー」というポニーを飼っていたが死んじゃったらしく、その感謝の意味を込めて、卒業を機会に6年生が「巣立ち」という名の観音堂を作ったらしい。


堂内には馬頭観音の石仏が奉ってあり、離れた所に馬の彫像が有ったので、それが「クリッカー」かな?
仲仙寺の観音堂は、正面階段をそのまま上がった所に有り、チッコイ堂かと思ったら、本堂並の大きい堂でした。

境内には「はびろ道」の丁石が有り、そおいえば高野山「町石道」の「町石」も、高野山のどこかの寺まで点々と続いていたような気が・・・
堂内には、馬の奉納額が沢山飾ってあります。
その中でも、古い大きい奉納額の一つにゴチャゴチャと何かが描いてあるのがわからんのが有りました。



近寄って良く見ると、おびただしい数の馬がゴッテリと描いあるのですねぇ。
茶馬やら黒馬やら白馬が・・・

川を渡っているのでしょうか、陸地側?には隙間無く馬が居て、これだけの馬を一匹づつ描くのはタイヘンだったと思う。

そお言えば信州は、馬の産地でもあったなぁ。
尺八を吹いて参拝し終わった時に、登山客が一人来ました。
この観音堂の裏山は、ハイキングコースになってるようです。
今は地元の公民館になっている小学校跡で一休み。


注:写真で「中仙寺」となっているのがありますが「仲仙寺」が正しいです。
すんまへん。




注意
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無料サーバーを使用しているため、更新が行われないと、数ヶ月後に削除されるらしいです。
お手数ですが「第一部」と称していた「遍照の響き」に移動して頂き、以後はそちらの該当ページを参照してくださるよう、お願い致します。
H23.10.27 亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・