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「市振〜親不知・子不知〜能生」区間 地図

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尺八を携え歩いた越後霊場


五霊神社
 今日は一日雨という事は天気予報でわかっていたので、雨具を着て雨の中を久比岐自転車道を出発しました。


 海沿いの道は雨が降っていなければ、海が見れて良い景色なんじゃろけど、雨が降ってる時は小雨に煙る何故か寂しい風景です。


 久比岐自転車道は、自動車やバイクが通らなく、雨が降っているため、ほとんど行き会う人も居ません。

五霊神社
 静かで良いんだけれどね・・ただ、途中で腰掛けて雨宿りする場所が無いんです。


 雨が降ってなく濡れていなければ、いつでもどこの道端でも、ヒックリ返って休めるんだけれど・・雨の歩きは休む所が限定されるのでつらいでんなぁ。



 1時間余りテクテク歩き・・・いや、トボトボと歩いたと言う方が実感が出るかな?


 やっと道端に神社が有り、その境内で一休みしました。

五霊神社
 拝殿の濡れ縁に急いで雨具や荷物を脱ぎ置き、「やれやれ・・」と階段に座り、まずは一服・・・。


 さっきから草刈機のエンジン音がしており、道の反対側の農道らしい所を雨ガッパ着て草刈り作業をしております。


 何も雨の降ってる時に草刈りしなくても・・・と思いつつ、モクの煙を吐きながら眺めていました。


 一服吸い終わり、境内の写真を撮り、鳥居の額縁を見ると「五霊神社」と書いてあります。

五霊神社
 ほほおぉぉ・・なかなか味の有る名前の神社ですなぁ。


 神社で雨宿りさせてもらったし、神社の名前も気に入ったので、お礼に尺八を吹こうかとケースを手に取ると、草刈りしていた道からゾロゾロとシジ・ババが降りて来ます。


 何じゃ?・・個人の家の道かと思ってたら村普請じゃったのか?


 ゾロゾロと降りて来て、神社の境内に集まり始めたので、人が集まるのをわざと狙って吹いたかのように思われるとイヤなので、尺八を持ったケースを置き吹くのを止めました。
久比岐自転車道「木浦」付近

 草刈りの代表らしいのがσ(*_*)の側でジジババの名前を呼んで封筒を配り始め、草刈機は再びエンジン音を唸らせ始めます。


 代表が
「雨が降って悪いねぇ」と、声を掛けてきました。


 いやぁ、雨が降るのは、あぁたの責任ではありまへんがなぁと思いながら
久比岐自転車道「能生」へ

「雨の中を、たいへんですねぇ」と応えると
「老人会でやっとるんです。
行事が押し詰まってるので、雨の中でもやらにゃアカンのです」



 どおりでジジ・ババばかりのトシヨリばっかりだと思った。


 代表と話をしていると一台の自転車旅行の人が、雨に濡れながら走って行きます。


 手を上げたけれど、気がつかないようでした。
能生川

「どこまで行くんかね?」
「名立までの予定ですが、この雨なので能生まで行って、そこでまた考えます」


 代表は作業にかかり、しばらくすると草刈機を持ったジサマが代表と同じ事を聞いて来たので、同じように応えました。


 聞く事は、皆同じですねぇ。(^O^)


 雨が降っていなければ、この神社の境内から見る海は景色が良いと思います。









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           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・