H23.5.18 巡礼
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「越後33観音霊場 徒歩用地図」
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尺八を携え歩いた越後霊場記



 約1年ぶりの越後霊場巡りを再開。
 この間には、いろんな事が有り、なかなか巡礼できませんでした。


 加茂市の国道沿いに有る、開店をしたばかりの店の駐車場より出発。


 タンボに一直線に引かれている農道をひたすら「井栗」へ向かってテクテク・・・


 雲一つない五月晴れの青い空
 遠くに弥彦山が見えます。


 「井栗」集落が見え始めた頃に寺の屋根らしいのが見えたので、あの辺だなぁ・・と見当を付けて「井栗」集落内に入りました。


 Y字路で方角的には、右側の道を行けば寺へ行くと思うが、普通は寺ちゅうもんは大通りに面した所が入口になっております。


 方向的に近い小道から行くと、何となく裏口か境内の横から入るような気がしたので、わざわざ大きい通りの方へ・・と言ってもダンプカーや戦車が行き交うような広さではないが・・行きました。
井栗観音 鐘楼

 どおしても正面から入らなければアカンという程の信心も無いのだけれど、一応ケジメと思ってね。


 やや大きい道に出て寺の方向へ向かって歩きましたが、寺の屋根は見えても入口がなかなか見つかりません。


 やっぱり先程の小道を行けば良かったかなぁ・・と深く反省しながら歩いてると、不安は的中して先程の小道を素直に行けば正面入口にすぐ行けました。

井栗観音
 結果的には、寺の周囲をグルッと一周近く歩いた事になります。


 まず目に付いたのが鐘楼、次いで寺の周囲を多くの墓が取り囲んでいます。
 これ全部、檀家の墓なんじゃろなぁ。

井栗観音
 部外者のσ(*_*)がモンク垂れるのもアレだが、いくら墓地敷地が足りないからと言っても、なにも入口付近にまで墓を作らなくても良いのにぃ。


 寺に付属している墓敷地だけでは足りなくなったので、必要に迫られて境内へも墓が進出してきたような感じです。


 しかし、もおチット目立たないように考えられなかったのだろおかなぁ。


  観音堂入口には案内看板が有ったのでサラッと読み、墓に囲まれている観音堂へ。


 そこでグルッと境内を眺めると、最初に見つけた鐘楼の所にも案内看板が有るので見に行きました。
梵鐘

 それによると、阿弥陀如来さんが鐘に浮き彫りされており、美術品的価値が有るので戦時中の金属供出を免れたとか・・


 どれどれ・・と見に行くと、おぉぉ・・・思ったより大きく浮き彫りになっており、右が観音菩薩、左が勢至菩薩だそうな。


 梵鐘に仏さんが浮き彫りされてるのは珍しいでんなぁ、初めて見たでぇ。


 観音堂へ戻って堂を改めて見直すと、龍や欄間の彫刻が透かし彫りになっており、壁の彫刻も素晴らしいもんです。







 観音堂の扉が開いたので中に入り参拝しました。


 堂内には連合艦隊が縦列態勢で堂々と進んでいる大きな絵?が奉納されております。


 こおいう艦船関係は神社に奉納されているのを見た事は有るが、寺に奉納されているのは初めて見ました。


 どのような気持ちで奉納したのかわかりまへんが、たぶん海軍関係の人なんでしょう。


 美人画?らしい女の人を描いたのが有り、また蛇を描いた奉納額が多く有り商売繁盛を願ったものでしょうか?


 だれか、奉納額に詳しい人がいたら教えてね。


 出発して今度は先程は遠慮して通らなかった細い道を通って北三条へ向かいましたが、何のタタリなのか歩き始めたら、また道を間違って少し引き返しました。


 墓地の悪口をブツブツと思ったからかなぁ?


 ここは、よぉ〜道を間違える場所だった。








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           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・