「越後33観音霊場 徒歩用地図」
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越後三十三観音霊場「目次」
> 152 大沢鍾乳洞
「村松」から大沢峠へ向かって、朝の早くからテクテク・・・
麓付近からは歩道が無くなり、県道67号線のカーブ道となります。
やがて廃屋が見えて来たら峠の頂上で、その付近に清水が出ています。
不動明王の石仏が置いてあり、水量も多く、ここは水を汲みに来る人が多いよおですねぇ。
後で調べたら「大沢清水」と言うらしく、車が走り回る道路端に有るもんだから「たいした水じゃあるまい」と思ってか、清水の存在は知っていても通り過ぎる人が多く隠れた名水のよおです。
廃屋近くに「大沢鍾乳洞」の駐車場が有り、そこで取り合えず一休み。
そうそう熊除けの鈴を付けておかなくっちゃあぁ・・と、リュックに付けたが、今一つ音が良く鳴らないよおなので、尺八を担いでる紐に取り付けました。
これで歩きながら尺八を揺らせば、熊さんも気付いてくれると思う・・たぶん・・
鍾乳洞へ行く山道を登ると、最後の人家が一軒だけポツンと有り、夜になると街灯も無く、周囲は山で真っ暗闇だと思うからここに一軒だけで住むのもコンジョがあると思う。
その付近から道が二手に分かれていますが、どちらも鍾乳洞へ行けます。
近道の山道をヒーコラ言いながら登ると、やがて「大沢鍾乳洞」です。
以前に「越後明暗寺跡」を訪ねて、この付近に来た時に「大沢鍾乳洞」の看板を見つけ越後屋と二人して来た事があります。
その時は懐中電灯を持っていなかったので、鍾乳洞の中へは入りませんでした。
だって鍾乳洞の中は深くて真っ暗だったもん、中にどんなオバケが出るかわからんのにぃ、それ以上入れませんがなぁ。
時期を改めて(平成22年6月13日)、この近くに来たついでに鍾乳洞へは入りました。
この時は、ちゃんと懐中電灯を用意して、越後屋と一緒に、しっかり手をつないで仲良く入りました。
お互いに愛しあってるからとか・・何とかで片時も離れたくないと言うアホらしくもフザケタ事情では無く、
ホントは中へ入るのが怖いもんだから、途中で自分だけ一人置いて逃げ出さないように・・と、口にこそ出さないがお互いに思ってたからです。
当時の鍾乳洞内の写真を、このページで紹介しますが、今回の巡礼では入りませんでした。
あの時は鍾乳洞の奥を見極めれなかったので、中を確認したい気持ちは有りましたが・・・・
はい、ホントの事を白状します。
ホントは一人で入るのが、オトロシかったからです。
黙っていて、すんまへん。
そりゃあぁ〜・・あぁたぁ〜・・・
一人で入って、途中で地震にでも遭って鍾乳洞に閉じこめられちまったら、だれも気付いてくれまへんがなぁ。
σ(*_*)、まだやる事が一杯残っており、この世には未練が有り、あんな事や、こんな事や、いけない事なんかもチョッピリしてみたいしいぃ・・・
はっ!!・・・・σ(*_*)何を妄想しとるんじゃろ。
そいでもって、途中で懐中電灯の電池が切れちまったら、真っ暗闇の中で一人サミシク、心細さのためにシクシク泣いちまいまっせぇ。
あっ・・そうそう鍾乳洞の中は、一切の照明が無く、自分で懐中電灯等を持って行かないと入れまへん。
「ええいぃぃぃ〜・・何を軟弱な事を言うとるんじゃあぁぁ〜・・
懐中電灯なんか無くても入ってやるわい。
コンジョで入ってやる」
という勇気の有る人が居るならば、それでもええが・・・たぶん居ないじゃろなぁ。
入口付近には錆びた扉が開いており、昔は人が入るのを制限していたのでしょうねぇ。
持っていった懐中電灯の光が直線方向だけ照らすので、なかなか洞窟の全体像がつかめまへん。
こおいう場合は、ランタン形式の周囲全体を明るくする形式の灯りの方が良いかもしれん。
全長145m、途中で2手に別れているらしかったが、どおいう訳かそんな気配も無く、行き止まりらしい所へ来ちまい、暗いし怖いし、その辺で引き返しました。
途中に案内板でも設置されていれば現在地がわかるのですが、タダで入れる所だから、そこまで要求するのは無理かなぁ。
当てずっぽうで適当にデジカメで撮しまたが、帰って写真を見ると、けっこうそこらの岩に落書きがしてあるようですねぇ。
何もこんな暗い所まで来て、落書きなんかしなくても良いのにぃ。
はい、越後屋には内緒ですが、正直言って、この時はオッカナかったです。
とても一人で入る勇気は無く、まだ越後屋が一緒だったから空威張りして入れました。
この鍾乳洞へ一人で入れる人は勇気が有る人だと思い、つくづく尊敬する。
ちなみに、この大沢鍾乳洞は、大正2年に発見されて近所の「亀徳泉」という温泉の所有らしいです。
鍾乳洞内は、他の観光地のように一切照明が無く、その存在は近在の人達は知っているようですが、まだまだ世に知られていない隠れた穴場だと思います。
注意
このホームページは、サーバーを変更したので以後更新を行いません。
無料サーバーを使用しているため、更新が行われないと、数ヶ月後に削除されるらしいです。
お手数ですが「第一部」と称していた
「遍照の響き」
に移動して頂き、以後はそちらの該当ページを参照してくださるよう、お願い致します。
H23.10.27 亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・