越後三十三観音霊場 徒歩用巡礼地図
28番「白蓮寺」 〜 五頭温泉 〜 北五泉
H22.6.11 巡礼
H23.3.23 UP

     HOME > 越後三十三観音霊場「目次」 > 136 お遍路さぁ〜ん

尺八を携え歩いた越後霊場記



 道の脇に柿の木が有り、木陰で一休み。


 木陰で休むカワイソーな遍路姿も、絵になると思う。
 その証拠に通る車から、ジロジロ見られた。(^O^)


 再びクテク・・・


 「畑江」付近にコンビニが有ったので、建物の日陰を探して荷物を降ろし、アイスと缶コーヒーを買って地図を見ながら再び一休み


 今日も暑かったからなぁ。


 どれ・・ボチボチ出発しようかと、ゴミを捨てに立ち上がった時、道を白装束の人が歩いてるではないか!!


 えっ!!・・あれっ!!・・・こんな所にお遍路さんが?
 目の錯覚か?


 越後平野広しと言えども、笠と杖持って歩いてるのはσ(*_*)だけかと思ったが、同じカッコウして、しかも正式な白装束を着て越後三十三観音を巡ってる人が他にも居たのだろか?


 そんな事は、どおでもええ、はやく追い掛けて話しをしなくっちゃぁ・・と、急いでゴミ箱に缶やらゴミを捨て、走って追い掛けました。


 道に出ると、かなり先を歩いており「お遍路さあ〜ぁん」と呼んだのですが聞こえないのか、代わりにコンビニ駐車場に居た人に聞こえたらしく、あのアホが何を大声で騒いどるんかという顔して見られた。


 走って追い掛けたが、お遍路さんはトットッと歩いており、けっこう足が早い。


 運動不足なもんで息切れしながら走り、行きを整えながら二度ほど呼び掛けたが、全く気付く様子が有りません。
 すぐ近くまで来た距離なのだから、たいていは聞こえそうなもんだが・・



 σ(*_*)の呼ぶ声は、小さくカワイイもんだから、聞こえなかったのでしょうか。


 やっと追い付き後ろから声を掛けても気付かず、真横付近で声を掛けると、ビックリしたように振り向き、耳からイヤホンを外しました。


 ああ・・何か聞きながら歩いてたのか、そりゃあぁ〜こちらが、いくら大声を出して呼び止めても聞こえないわなぁ。


 改めてお姿を拝見すれば、白装束に白手甲を付け、首に数珠を掛けた完全なるお遍路ルック。
 σ(*_*)と全然ちがう。(^O^)


 話をしてみると、自衛隊の新発田連隊を最近定年退職したらしく、ちょうど自衛隊のトラックが通り過ぎると「新発田連隊では、皆、自分の事を知っている有名人で、今通った車に乗ってた人も自分に気付いてるはずだ」と笑いながら言い、たぶん新発田連隊の古参兵だったんでしょう。

賽の河原
 正式な白装束なので四国遍路をしたのかと聞くと、最初はそのつもりだったが、行く途中で「小豆島88カ所」を巡ったら、それが面白くなり四国へ行くよりも、しっかり小豆島巡りにハマッちゃったらし小豆島巡りを勧めます。


 やはり遍路していて「人との出会い」が面白いと言い、小豆島も四国も思う事などは同じなのですねぇ。


 新発田付近に家が有るので、近くの胎内観音へ毎週土曜日に行って参拝しているそうな。


 今日の予定を聞くと「今、蒲原三十三観音を巡っており、今日は月岡温泉から歩き、「出湯」の華報寺を参拝してから、また月岡温泉に戻る」

賽の河原
 「σ(*_*)も「出湯」に宿を取っており、「優婆尊」へ寄ってから宿へ行くつもりなので、どこかで合うかもしれませんねぇ」と言って別れましたが、結果的には再会しませんでした。


 こおいう場合のためにも納札を渡したかったのだが、コンビニに荷物を置いたままだったので渡せなかった。


 コンビニに戻って、すぐ近くの道沿いに有る「賽の河原」へ行きました。


 草が生えてる広場のような所に石碑が並んでいて、小屋の中には大きい石地蔵さんが一つデンと座っています。
賽の河原

 近くに小川が流れており、これがかの有名な「三途の川」なのでしょうか? 


 護岸に囲まれて川幅が狭く、渡し船に乗ったら重みで船底がつかえ、勝手に歩いて対岸へ渡っても溺れそうもなく、とても幼子が石を積んで鬼に泣かされるような砂利岸も有りまへん。


 この川の下流に、死者の着物を剥ぎ取るオババを奉った「優婆尊」という寺が有り、これから行くところです。








注意
 
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 無料サーバーを使用しているため、更新が行われないと、数ヶ月後に削除されるらしいです。
 お手数ですが「第一部」と称していた「遍照の響き」に移動して頂き、以後はそちらの該当ページを参照してくださるよう、お願い致します。
           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・