H22.6.9 巡礼
H23.2.23 UP





道の駅「神林」を出発して、国道7号線をテクテク・・・

ええ天気ですなぁ〜。
車道はまだ早朝なので車が少なく、歩道は広いためノンビリ歩けます。
歩きながら「平林駅」を確認。
この駅は、道の駅で野宿がダメだった場合の予備候補地にしてました。


荒川に架かる「荒川橋」を渡った所にコンビニが有り、道の駅から1時間位歩いたので日陰に荷物を置いて一休み。
地図を眺めると、ちょうどコンビニの裏道が歩く予定の旧道です。


コンビニを出発して歩いてると踏切が有ります。
へえぇぇ〜・・こんな所に線路が有ったのだ。
後で調べると、すく近くの坂町駅から山形県の米沢まで通じてる「米坂線」で、正直言ってこの鉄道線路の存在は知らなかった。


坂町駅前まで行き、来た証拠の記念写真を撮り、先程休んだばかりなので、あえて駅舎内へは入らなかった。

坂町駅を少し過ぎた所に地蔵堂が有り、当然、野次馬コンジョで見に行きました。
正面に地蔵さんがスクッと立っており、その周りにウサギマークや子供が喜ぶような布切れにくるまった、チッコイ仏さんがゾロゾロ・・・。
良く見ると、ゾロゾロ・・の仏さんは木で出来ており、何というか・・・
失礼ながら、ご尊顔が不気味なんですねぇ。

白目でニラマレているようだし、噛み付かれそうにガッと口を開けてるようだったり・・
これはσ(*_*)のように心が濁っている者が見たから、そのように見えるのかもしれまへん。

他の人が見ると、慈愛に満ちあふれたお顔で、思わず手を合わせ、涙をこぼしながら懺悔したくなるような仏さんに見えるかもしれんが・・
顔の所で真っ二つに割れているのが幾つか有り、木の乾燥のことを考えずに作ったのじゃろなぁ。
それとも何か、カワイソーな言い伝えが有り、そのようになったのか・・
だれか知ってたら教えてね。

テクテク旧道を歩いてると、やがて交通量の多い大きな広い道に出ました。
地図で確認して、たぶん「平木田駅」付近だろおと思うが、しかし先程から歩いていても、すぐ近くに線路が有るはずなのに、そんな気配が無いなぁ。
広い道で道路工事をしていたので、今居る現在地を尋ねようと近寄りました。
道路工事してる、コワソーな現場監督に
「すみません、ちょっと教えて下さい。ここはどこでしょうか?
私としては、(地図を指し示して)この道を歩いてるつもりでしたが、どうも違うよおなので・・・」

「(チラッと地図を一瞥して)ここは国道7号線じゃ」
ゲッ!!・・いつのまに国道へ出てちまったのだろ?
道路工事してる人達は、笠を被った怪しげな者が、現場監督と話しているので、これから何か面白い余興でもしてくれるのかもしれん・・という期待感を持って楽しそうに見ています。
「あの・・この地図では、どの辺でしょうか?」
「胎内市飛地と言う所で・・・、(地図を指しながら)この辺じゃなぁ・・」

ガアアァァ〜ァァン!!・・
きゃあぁぁぁ〜・・・間違えたあぁぁ〜・・
方向が完全に間違っとる。
何でこんな所へ・・夢なら覚めてくりぃ。
道路工事している人達には悪いが、ハデなアクションも起こさず現場監督にボソボソと礼を言い、そのまま国道を歩きました。
なんせそこで座り込んで、ゆっくり地図を確認し始めたら、何が始まるんかと道路工事の人達に取り囲まれ、もんのすごく期待されたら困るので・・
歩きながら地図を眺めて「平木田駅」まで、どうしてでも行かなくてはアカン。
このまま国道を歩くと「中条駅」まで遠回りになっちまう。

どこかで「平木田駅」へ向かって逸れる道は無いかなぁ・・と思ってると、農道をバイクに乗ったジサマが国道下のトンネルを潜って行きます。
おおぉ・・この手で何とか「平木田駅」へ行けるかもしれんと思い、国道の土手に生えてる草むらを掻き分けながら降りて、国道下のトンネルを潜りました。
ヒーコラ言いながら、とにかく目的地の「平木田駅」まで行って一休み。
駅舎のベンチに座りながら地図を確認し、どこで間違えたのかと反省しながら眺めると、どうも地蔵堂を過ぎた付近で右側へ入る道を見落としたらしい。

そお言えば、この分かれ道は最初から全く意識してなく、そのまま真っ直ぐの道を来てしまったのですねぇ。
今までの場合は予定コースを地図でたどり、分かれ道付近に来た時は注意するようにしていたのだが、今回は完全に分かれ道を意識してなかった。
歩いていた途中のポイントも、正しい道を歩いてると思ってたので、少し位違っても、ついつい善意に解釈していたもんねぇ。
鉄道線路が近くに無いのが、おかしいなぁ・・とは思ってたが。
お陰で1kmほど余計に歩きました。
この1kmの距離は、乗り物と違って、もんのすごく大きな痛手でっせぇ。
先程の地蔵堂で失礼な事を思ったから、バチ当たったんかもしれん。
注:地図の「赤線」が、歩く予定の道でした。

注意
このホームページは、サーバーを変更したので以後更新を行いません。
無料サーバーを使用しているため、更新が行われないと、数ヶ月後に削除されるらしいです。
お手数ですが「第一部」と称していた「遍照の響き」に移動して頂き、以後はそちらの該当ページを参照してくださるよう、お願い致します。
H23.10.27 亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・