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      越後三十三観音霊場 徒歩用地
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尺八を携え歩いた越後霊場記




 「諏訪山」から今日の目的地としている「笹口浜」まで、どのようなコースにしようか地図を見ながら検討しました。


 当初は「網代浜」を経由して「次第浜」「藤塚浜」「村松浜」を通り直角三角形のようになりますが、浜沿いを歩くつもりでした。


 しかし、今は疲れてる事だしぃ・・ 暑そうだしぃ・・
 できる事ならば最短距離で目的地へ行きたいしぃ・・
 おまけに近くに風呂が有れば入りたいしぃ・・
と、いくつも「・・しぃ・・」が浮かび上がりましてねぇ。


 と言うわけで、軟弱精神をモロ出しにして、ここは直角三角形の長辺を行くように、「真野原」よりたぶん旧道と思われる砂山の道をたどって「藤塚浜」まで行けば、少しは距離が短縮出来ると思いました。


 テクテク・・と歩いて、加治川手前の「真野原外」にコンビニが有ります。


 11時でしたが、あまりにも腹が減ったのと、これを逃すとこの先には当分の間、店も何も無いだろおと思いコンビニで弁当を買いました。


 店員に「近くに公園が無いか」と尋ねたのですが遠そうです。


 メンドウなので、そのままコンビニの向かいに有る木陰に座り、道に背を向けて弁当を食べました。


 一休みして出発し、「真野原」の小学校前を通り、予定していた旧道らしき道を発見しましたが、旧道なのか農道なのか、よぉ〜わかりまへん。


 あんまり使われているような道ではなく、廃道になりそうな草の生え具合でしたが、それでも時々道端に畑があります。


 歩いてると地図に記載されていない、細かい枝道が多数有ります。


 地図を見ても周囲は木々に囲まれているので、目標となるべき物体は何も見えなく自分の位置がわかりまへん。


 付近を見渡しても、尋ねる人も無し。
 たまに現れる荒れ地となりし畑跡を見れば、ホンマにこの道で良いのかと心が揺らぎます。


 枝道が有っても今までの道幅を参考に、自分の方向感覚を信じて進むのみ。


 昔の旅人も、人の気配がしない道を歩く時は、きっとこんな気持ちで心細い思いをして旅をしていたのだろなぁ。


 そのうち道端に「紫雲寺さえずりの里 清潟公園」と書いた木杭の標識があり、遊歩道と合わさったらしい。


 案内杭が設置されている位置から見ると、何となく今まで歩いて来た道が「さえずりの道」らしいが、よぉ〜わからん。


 「さえずりの里」と言うよりも、付近に有るらしい養鶏所から聞こえる「ニワトリが鳴き騒ぐ里」という方が、ふさわしいと思うが・・。


 後でネットで調べると「新潟県の自然歩道」で「紫雲寺小鳥のさえずる道」と言うらしかった。


 そいで「新潟県庁」関係者の方へ・・この自然歩道へのリンクが切れていて地図が出まへんでぇ、直しておいてね。


 自分を信じて歩いた甲斐が有り、地図に記載された舗装道路に予想通りに出て、再び旧道に入りました。


 その旧道に少し入った所に地蔵さんが入った小屋が有り、地蔵さんが有るという事は、今までの道はやはり旧道だったんでしょうねぇ。


 自然遊歩道とはこの先で分かれて、真っ直ぐに「藤塚浜」へ向かい、ここの出口にも地蔵さんが有りました。


 落堀川「藤村橋」付近で一休み。(一番上の写真)


 あのとき「真野原」のコンビニで、弁当を食っておいて良かったなぁ。
 ここまでホンマに、なあぁ〜も無かったでぇ。


 ここら付近は、浜風を利用して風力発電をやってるのでしょうか、風車が4・5基見えます。


 落堀川に架かる「藤村橋」を渡り、国道113号線の歩道をテクテク・・・しましたが、少し行くとすぐに歩道が無くなってます。


 しかたなく車の通行にジャマにならないように白線ギリギリの路肩を歩きましたが、路肩の草が刈ってないので、もんのすごく歩きづらい。


 対面から大型車が来た時は、路肩の草むらに逃げ込んで立ち止まって、やり過ごしたが、ここは歩くのには危ない所だなぁ。


 車の交通量が多く・逃げ場の無い事を考えると、親不知・子不知の難所を歩くのに匹敵する場所かもしれん。


 もし「奥の細道」を歩く計画している方は、この国道113号線を避けて他の道を歩く事を進めます。










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           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・