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尺八を携え歩いた越後33観音霊場記



 「川口」の町並みへは入らず、魚野川の土手沿いの道を歩きました。
 車も通らず、ええですねぇ。


 「川口」の外れから国道を歩きましたが、しばらくして旧道へ入り、これまたほとんど車が通らず、ノンビリと歩けました。


 「天納」で再び車が走り回る国道と一緒になり、疲れたので道端の日陰で一休み。


 再び国道をテクテク・・・


 小千谷駅に向かって歩いて、ふと足下を見ると道の側溝上蓋に、小さく小千谷市役所の名前と小さく遠慮がちにマークが付いております。


 そのマークが、たぶん「雪の結晶と野球ボール」なんですねえ、どう見ても・・・
 小千谷は、野球で何か有名だったんかな?


 そして、そのマークが、歩いてる側溝の全てに付いてるんですねぇ。

側溝の小千谷マーク
 マンホールには、その地域の特徴が描いてある事が多く、小千谷では鯉が3匹泳いでる姿です。


 しかし側溝にまで、マークが付いてるのは余り見かけず、そおいう意味では何か感動しちまった。


 小千谷駅に着き、待合室のベンチに座って一休み。


 120円の「氷入りアイスコーヒー」を飲み、どれトイレへ入こうかと駅舎を出ると、見知らぬネーチャンが寄って来て
「あのぉ、これ呼んでみませんか?」と言いながら1冊の本を差し出します。
小千谷市マンホール

 チラッとその本を見ただけで、邪宗教として有名で評判の悪い「犬笑会(当て字で、本当は顕正会(^O^))」だと、すぐにわかったので
「宗旨が違います」と言ったら、聞き取れなかったのか、それとも予期せぬ言葉だったのか「はっ?」と聞き返して来たが無視した。


 なんせ「犬笑会」の本よりも、もっと重要で大切な、トイレへ行ってチッコなくっちゃぁ。


 失礼ながら、どうもあの方達の目を見ると、ドンヨリとしていて、ネジが一本どっかへ飛んでるような感じがするんですなぁ。


 そんなのに勧誘されて、同じネジが飛んじまった人生にされちゃあ、かなわんからなぁ。


 ヒマつぶしに邪教の相手をしてやっても良いが、この「犬笑会」だけは教義も理屈も礼儀もへったくりも無く、時間の無駄になるだけなので相手にしない事にしており、以前、家に勧誘に来た時は徹底的に、やっつけてやった事が有る。

小千谷駅
 仏教を名乗ってるクセして、お釈迦さんよりも日蓮の方が上でエライと平気な顔して言うしぃ。


 そいじゃあぁ、少し相手してやるか・・と、突っ込んで「六波羅蜜」の事を聞くと知らないと言います。


「六波羅蜜も知らないで、よぉ〜仏教がどうの、日蓮がどうのと言えまんなぁ。
 あんた方の言う法華経にも「波羅蜜」という単語で出ていまっせぇ。
 法華経の、どこを読んでいるんじゃ?。
 日蓮さんも六波羅蜜の行をされたんでっせぇ。」



「そおいう六波羅蜜という難しい事は、もっと上の方が知っている事で、私達のような下の者には・・



「何言ってまんがなぁ・・六波羅蜜というのは仏教を信じてる者にとっては基礎中の基礎ですがなぁ。
 そおいう基礎的な事も教えないなんて、あんた方の幹部も大した事ありまへんなぁ(^O^)カッカッカッカッ・・・

小千谷駅前
 六波羅蜜とはのおぅ、布施・持戒・精進・忍辱・禅定・知恵の6つの事を言う。
 帰って幹部に、どおいう意味か尋ねてみろ。


 もっともこおいう基礎的な事さえも教えない、あんた方の幹部の事だから、幹部も何の事かわからんと思うし知らないじゃろなぁ。(^O^再び)ワッハッハッハッ・・」



 同じ邪宗でも「餌呆婆(これも当て字ね)」のオバチャン達の方が、犬笑会よりもマトモな顔しており、話しをしても聖書を出して丁寧に話し、礼儀もわきまえているので、そっちの方を話し相手にした方が面白い・・と、チッコしながら思った。


 トイレから出ると、ケータイしながら歩いて来る高校生に、さっきのネーチャンが本を出したが、無視されてやんの・・ 高校生、エライッ。(^O^)ハッハッハッ・・・


 せっかくだから記念に勧誘しとるネーチャンの写真を撮ってやろおと思い、待合室へデジカメを取りに行って戻ったら、もうどこかへ行って居なくなった。残念だったなぁ。

小千谷駅前
 代わりに地下道の出入り口が「錦鯉」の形をしていたので、それを撮りました。



 σ(*_*)は「死んだら地獄に落ちる」と言う脅し文句で入信させる宗教団体は、どんな団体であれ即座に邪宗教と判断します。


 仏教は死後の事を心配するよりも、今生きているこの一瞬をどう生きるかを教えるものであり、人が不安になるような事は絶対に言わないものだと思っている。








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           H23.10.27  亭主 拝 m(_ _)m ハハアァァァ〜・・・